【2021年版akismet導入方法】スパムコメントからブログを守るプラグイン

wordpressインストール時に初期状態で入っているプラグイン、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」の設定方法を紹介します。

以前のAkismetはWordPress.comに登録してAPIキーを取得で設定できましたが、現在は導入方法がかわってakismetのサイトに登録する方法となりました。この記事は2021年時点での情報となります。

Akismet Anti-Spamの効果と運営会社は？

Akismet Auti-Spam（アキスメットアンチスパム）は、コメント・問い合わせに投稿されるスパム（迷惑コメント）を防止するセキュリティプラグイン。

プラグインの利用に必要なAPIキーは、公式サイトで取得することができます。

wordpress.comやGravatarを運営する会社であるAutomattic提供のプラグインなので、非常に信頼できます。

Akismet Anti-Spamの導入方法（2021年版）

akismetを有効化して設定ボタンをタッチ

akismetを有効化すると「Akismet アカウントを設定」というボタンが出てくるので、まずこちらをクリック。ページを切り替えたり閉じてしまった場合、プラグインページに戻れば上部に設定ボタンが表示されます。

料金プランで「Personal」を選択

次に料金プラン一覧が表示されるので、ここでは「Personal」(個人利用)を選択。一番左の「Get Personal」のボタンです。

支払料金を変更し、必要事項を入力する

akismetの個人プランは利用料金を自分で選ぶ寄付制なので、ここではスライダーを動かして0円を選択。

その後、以下の項目を入力していきます

1. Your Email Address:メールアドレス
2. First Name:名前
3. Last Name:名字
4. Personal Site URL:プラグインを利用するブログのURL
5. I don’t have ads on my site(当サイトは広告を掲載していません)にチェック
6. I don’t sell products/services on my site(当サイトは商品を販売していません)にチェック
7. I don’t promote a business on my site(当サイトではビジネスでの利用ではありません)にチェック

すべて入力したら、「CONTINUE WITH PERSONAL SUBSCRIPTION」ボタンをクリック。

メールアドレスに送られてきた認証番号を入力

入力したメールアドレスに6桁の番号が記載されたメールが送られてくるので、認証を行います。

メールの認証が確認できたら同じメールアドレスにakismetの利用に必要なAPIキーが送信されるので、確認してWordpressに戻りましょう。

wordpressで取得したAPIキーの設定

先ほどのwordpressのakismetアカウント設定のページに戻り、「Manually enter an API key」のリンクをクリックするとAPIキーを入力するフォームが出てくるのでコードを入力して接続。これで設定完了です。

ダッシュボードの設定内にakismetの項目が追加されていますが、特に何も変更しなくてOK。

実は商用・広告設置しているサイトだとakismetは無料で使えない

料金設定の際に「商用利用ではない」にチェックを入れたとおり、akisimetは非商用サイトは無料で扱えるプラグインとなっています。無料プラグインと思われがちですが、広告設置・商品宣伝など収益のあるサイトや商用の場合は年間1500円以上の寄付や有料プランへの加入必須です。

なので私の場合、広告を設置しているサイトでは別のセキュリティプラグインを使い、広告を一切置いていない趣味サイトではakismetと使い分けております。

コメント欄を設置しなくても必要？

コメントスパムは手動ではなくbotにより行われているため、サイト上にフォームがなくてもファイルが存在しているとスパムコメントは送れます。手間はかかりますが、コメント欄が無くても設置しておいた方が無難。実際、コメントもメールフォームも設置していないブログに導入していますが、スパムコメントが1000件以上ブロックされていました。

本当にシステムをかいくぐってスパムコメントがされているのかは分かりませんが、広告を設置していないサイトにはとりあえず入れておいてます。

ただし現在はセキュリティプラグインにスパムコメントから保護する機能が付いている物も増えたので、個人利用サイトでも他にセキュリティプラグインを導入していてコメント欄を設置していないサイトはakismetを導入しなくても十分かと思います。